会社で利用している Windows PC の調子が悪くマザーボード交換を実施しました。交換後は調子が良かったのですが、翌日から エラーコード 80090016 が表示されるようになりました。
エラーコードが表示されるようになった結果、Teamsが利用できなくなり、何だろうと思って調査をしていると、Outlookも同じように エラーコード 80090016 が表示されるように。
解決方法は、Microsoft 365のアカウント情報が消えていたので、PCに再登録することで解決しました。
原因調査:切り分け作業の内容
ブラウザ版のTeams、Outlookへアクセスする
Microsoft 365 は、大小あれどちょくちょく障害が発生しています。まずは、Microsoft 365 にエラーが無いかブラウザ版のTeams,Outlookを利用してみました。
結果、すんなりと動作していることが判明したのでPC内に不具合が生じていることがわかりました。
Microsoft 365(Office365)の再インストール(修復)
エラーコード 80090016 が表示される原因は、PC内にありそうなのでMicrosoft 365 を再インストールすることにしました。
プログラム一覧から「Microsoft 365 」を選んで「修復」を選択します。
「クイック修復」と「オンライン修復」を試しましたが、どちらも状況に変化がないのでプログラムに問題は無さそうです。
対応策:エラーコード 80090016 の対応方法
アカウント情報の確認(解決方法)
Microsoft 365のインフラ、プログラムとも不具合の原因ではありませんでしたので、端末のOSに原因があることが判明しました。
調査した結果、Microsoft 365のアカウント情報が無くなっていたので追加(再登録)します。
- スタート > 設定 > アカウント へ進む
- 「職場または学校アカウントにアクセスする」 へ進む
- 「接続」 から情報を登録する
アカウント情報を登録することで、無事にTeams,Outlookに接続できるようになりました。
間違ってドメイン接続情報を消さない(失敗例)
ちょっと気になって、試してみたら大変なことになってしまいました。
エラーコード 80090016 と関係ありませんが、既に登録されている「ドメインに接続済み」を消すとどうなるのか試してみました。
こんな設定箇所からも、PCをドメインから抜くことができてしまいます。
「切断」を選択するとPCは、ドメインからワークグループに変更されます。
あとがき
エラーコード 80090016 はPC内に保存されているアカウント情報に不具合が発生して出力されるエラーです。
対応策はとても簡単です。アカウント情報から新規登録すれだけで解決できます。
アカウント情報が壊れてしまった原因は不明です。マザーボードの交換が原因のような気もしていますが明確なものはわかりません。
同じ事象が発生したら、この記事を参考にして対応をしてください。