運営者:
昭和生まれの中年おやじ。 孤独の社内システムエンジニア。
平穏のときは、何やってんだ!と陰口をたたかれ、トラブルが起こると、すぐ怒られる。 それでも、会社の平和を1人で守ってます。
経歴:
学生時代
電子・情報系学部の大学に入学しコンピューターの知識を学びました。とは言っても授業では概念や基礎なので役に立つようなことは無く。研究室での経験が今に生きています。大学に在席していた頃はWindows95やWindows98が話題になっていたころです。この頃はインターネットというよりOSやアプリの機能に注目されていた時代です。
私は大学の研究室に入って初めてUNIX系のOSに触れる事になりました。その頃のUNIX系OSのGUI(グラフィカル ユーザイン タフェース)は、補助的なものでしかなくCUI(キャラクタ ユーザ インターフェイス)が中心でした。研究室ではC言語(C++も含む)でプログラムを書き、コンパイルしエラーを修正。これを繰り返していたので、設定は書くということが知らず知らずのうちに刷り込まれCUIを抵抗なく操作することに慣れてしまいました。
この時代はLinuxが急激に盛り上がってきていた頃です。BSD vs Linux なんて頃です。
商用UNIX系OSも乱立していおり、サン・マイクロシステムズのSunOSやディジタル・イクイップメント・コーポレーションのDEC Alphaなどに触れる機会にも恵まれまたした。
その頃の私は知識が足りないので院生に色々教えてもらうことが多く色々な知識を学ぶことができました。まだまだ黎明期の頃なので今のように抽象化されるようなことはなく理解しやすかったです。
UNIX系のOSを触る機会が増えると、ネットワークとアプリ(プログラム)に関する知識を学ぶ必要がありました。
今のようにパソコンに電源を入れたら何もせずにインターネットに繋がるようなことはありません。まだ、DHCPでのIP払い出しが一般的ではなく固定IPを振り出すことが多かったので、ネットワークマスクやらデフォルトゲートウェイやらのネットワークの概念が身につき、研究のためのプログラムを書くのでプログラム言語、エディター操作などの知識も身についていました。
学生のうちに、ネットワークやアプリの知識があったので社会人になって色々な技術的なギャップに苦しむことはありませんでした。
社会人(1社目)
SIベンダーに就職したのですがプログラムを書くような仕事はほぼ無くサーバー導入や保守を行う事が多かったです。具体的には諸々の知識があったため、Windows系OSを触る事よりUNIX系OSを触る機会が多かったです。LAMP(ランプ)やSendmail/Postfixなど地味に重要なサービスを触ってました。
担当する機器は重要な機器が多かったので、頻繁にデーターセンターに出入りする機会が多かったです。
ネットワーク冗長化の技術も発展途上だったので同僚はよく悩まされていました(仕様書には出来ると書いてあるのに実際には動かない・想定の動きと違う)。そういったトラブルに付き合って対応しているとダイナミックルーティング(RIP、BGP)、スパニングツリー、VRRP や 802.1Q(タグVLAN) などのネットワーク知識と、スイッチ、ファイアーウォール、負荷分散、SSLアクセラレータ、ストレージなどデーターセンターに設置される機器の知識が身についてしまいました。
また、学生時代にC言語でプログラム開発をしていたので、PerlやPHPは言語の作法さえ分かれば簡単に理解することができましたので、いつの間にはウェブアプリケーションも手を出すことが増えてきました。
守備範囲が広くなり業務が忙しくなり過ぎたのでリフレッシュとして転職しました。
社会人(2社目)
現在の職場です。
今までとやっていることは1社目と一緒で社内SEとして働いでいます。今までのお客さんの立場になりました。見る位置が変わると見えなかったものが見えてくることに気づきました。比較する立場になるとSIベンダーの「得意・不得意」、「やる気」、「金額」などがわかります。ただ、どの会社でも同じ事が言えるのですが、SIベンダーは構築がメインなので直ぐにポイントがズレてしまいます。言われた事しか行わないので運用が苦手です。
今の仕事は自分のペースで進める事が出来るので気楽です。納期に追われることも少ないです。自分が作ったモノが社内ユーザーに利用されているのが目に見えるので励みになります。
ただ、宮仕えの辛さが出てきているので、全く違うことで独立して仕事がしたいな~と思い始めています。
運営サイト:
営利企業に勤めていますのでサイトを運営しています。
ご多分に漏れずいくつかのサイトがあります。あるサイトを紹介すると、サービス内容の影響で季節変動が大きいですが、月間のPVは600万~900万ぐらいあります。処理を滞りなくこなすため大量のサーバーで負荷分散しながら対応しています。折角なのでこのノウハウを提供したいと思います。