この疑問に回答します。
プロジェクトのチケット管理をするためのソフトとして有名なRedmineです。滅多に構築する機会が無いからなのか、情報が古かったり、必要な情報が無かったりします。苦労してたどり着いた。設定方法をまとめます。
Redmineプラグイン(Work Time Plugin)で工数管理を簡単にする
Redmineプラグインを導入することで工数管理をユーザごとに行うことができます。
面倒臭いのですが工数管理が必要な場面が多いです。このプラグインを使えば簡単に時間を算出することができます。
Work Time Pluginをインストールする
Work Time Pluginをダウンロード
Gitサイトから clone してソースを取得します。
Redmineをインストールしたディレクトリに移動します。
Redmine4の場合はプラグイン用ディレクトリは redmine/plugins/ です。
私の環境は /usr/share/redmine/ です。
# cd [インストール]/redmine/plugins/
Gitにてソースをダウンロードします。
# git clone git://github.com/tkusukawa/redmine_work_time.git
Work Time Pluginをインストール
プラグインのインストールします。
# bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
Redmineを再起動します。私の環境はNginx+Uniconです。
Redminのインストール手順(Nginx+Unicron+MySQL)が別記事にありますので参考にしてください。
# systemctl restart redmine-unicorn
はい、これで終了です。Redmineの管理画面にアクセスしプラグインを有効化させます。
Work Time Pluginの有効化・設定
Redmineの管理画面で「Work Time Plugin」プラグインに関する設定は2カ所存在します。
- 各プロジェクトのモジュール設定
- ロールと権限の設定
各プロジェクトのモジュール設定
各プロジェクトのメニューから「設定」-「モジュール」に進みます。「Work Time」にチェックを入れてモジュールを有効化します。
ロールと権限の設定
メニューの「管理」-「ロールと権限」からWork Timeの設定を行います。
Work Time Pluginをアンインストールする
# bundle exec rake redmine:plugins:migrate NAME=redmine_work_time VERSION=0 RAILS_ENV=production # cd /[redmine-path]/redmine/plugins # rm -rf redmine_work_time
無事にアンインストールが完了したら、ファイルを削除します。
以上、「【Redmineプラグイン】工数管理を簡単にする(Work Time Plugin)」という記事でした。