SoftEther VPN Server バージョンアップ手順

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この疑問に回答します。

SoftEther VPN Server を自社で運用していると定期的にバージョンアップを実施する必要があります。放置しているとセキュリティホールを突かれて不正アクセスに繋がります。バージョンアップは容易に実施できるので手順を押さえましょう。

SoftEther(VPN Server)のインストール

公式ページから環境に合ったパッケージをダウンロードします。頻繁にバージョンアップを行ってくれるのでありがたいことです。

パッケージのダウンロードについて詳細はインストールの記事を参考にしてください。起動スクリプトなども含みます。

関連記事 CentOS7 + SoftEther(インストール手順)

まずは、利用しているバージョンを確認してみます。管理コンソールから確認するのが一番簡単です。

SoftEther(VPN Server Manager)の設定画面
SoftEther(VPN Server Manager)の設定画面

画面中央にある 「SoftEther VPN Server」を確認します。

SoftEther VPN Serverのバージョン
SoftEther VPN Serverのバージョン

SoftEther VPN Serverのバージョン情報が表示されます。

SoftEtherのコンパイル

サーバーの適当なディレクトリに最新版パッケージを保存してから、ファイルを展開しコンパイルします。

# tar -zxvf softether-vpnserver-v4.38-9760-rtm-2021.08.17-linux-x64-64bit.tar.gz
# cd vpnserver
# make

makeコマンドを利用してソースをコンパイルします。もし、使用権許などの確認を求められたら「1. Yes」を選択して進めて行きます。

ちなみに、私が利用している環境では使用許諾の確認を求められませんでした。既にインストールされているからでしょうか・・・

SoftEtherのバックアップ

バージョンアップ作業前に現環境をバックアップします。SoftEtherのサービスが動いていたらサービスを停止します。

# systemctl stop vpnserver

現環境のバックアップを取得します。

# cd /usr/local/
# mv vpnserver vpnserver20210820

現環境のバックアップはディレクトリ名を変更するだけです。

SoftEtherのアップデート

先ほどコンパイルした最新版の SoftEther VPN Server を現環境(ディレクトリ、パーミッション)に合わせます。

# mv [最新版をコンパイルした場所]/vpnserver /usr/local
# cd /usr/local/vpnserver/
# chmod 600 *
# chmod 700 vpncmd
# chmod 700 vpnserver

利用していた設定(config)ファイルをコピーします。

# cp /usr/local/vpnserver20210820/vpn_server.config  /usr/local/vpnserver/

後はSoftEtherサービスを起動させるだけです。

# systemctl start vpnserver

これでバージョンアップ作業は完了です。管理マネージャーからアクセスしてバージョンを確認してください。

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