【おすすめ】Redmine4の初期設定

ソフトウエア

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Redmineを導入したい!初期設定が知りたい。

この疑問に回答します。

プロジェクトのチケット管理をするためのソフトとして有名なRedmineです。滅多に構築する機会が無いからなのか、情報が古かったり、必要な情報が無かったりします。苦労してたどり着いた。設定方法をまとめます。

【おすすめ】Redmine4の初期設定

Redmineは、初期設定からカスタマイズすると使いやすくなります。おすすめの設定項目を紹介します。

Redmineは多くの設定項目があります。いろいろ出来るので使っていくと、痒い所に手が届くのですが、初めてRedmineを触るには難しい。

どこから手を付ければよいのか、慣れないと難しいのがRedmineです。

 

初回ログイン

ブラウザからアクセスするとRedmineのトップページが表示されます。

画面右上にある「ログイン」を押下して進んでいきます。

Redmineトップページ
Redmineトップページ

初期設定の管理者ユーザーとパスワードが設定されています。管理者ユーザーを利用してログインを実施してください。初期設定の管理者は次の通りです。

  • ログインID : admin
  • パスワード : admin
Redmine管理者ユーザーでログイン
Redmine管理者ユーザーでログイン

初期パスワードでRedmineにログインするとパスワードの強制変更を求められます。

Redmineパスワードの強制変更
Redmineパスワードの強制変更

初回の管理画面

画面左上にある「管理」を押下して進んでいきます。デフォルト設定のロードを促されますのでボタンを押下しデフォルト設定を適用します。

Redmine 管理画面の初期設定
Redmine 管理画面の初期設定

Redmine4 おススメ設定

管理画面にアクセスしておすすめの設定を実施してください。

言語設定

言語設定で行う設定は3項目です。

  • デフォルトの言語(日本語)
  • ユーザー名の表示形式(氏名)
  • 添付ファイルとリポジトリのエンコーディング(文字化け防止)

言語設定に関する設定は、「管理」‐「表示」から実施します。

Redmine 言語設定
Redmine 言語設定

デフォルトの言語

日本で利用する場合は、やはり日本語が便利です。

デフォルトの言語は、新規ユーザー登録に通知されるメールに影響します。

ユーザー名の表示形式

初期のユーザー名表記は欧米式です。

英語圏は、個人名を先(first)に配置し、家を表す「姓」は最後(last)に配置しますが、日本を含むアジア圏は基本的に「姓・名」の順です。

Admin Redmine」に表示される方式に変更します

Adminが「」で、Redmineが「」を表しています。

 

言語設定に関する設定は、「管理」‐「ファイル」から実施します。

Redmine 言語設定
Redmine 言語設定

添付ファイルとリポジトリのエンコーディング

公式のFAQサイトに載っています。

添付ファイルとリポジトリにエンコーディングを設定しないと文字化けを起こします。

utf-8,cp932,euc-jp

を指定します。エンコーディングは順番に実施されます。
指定できる文字コードは、Redmineが動いているサーバーでiconvコマンドから確認することができます。

# iconv -l

 

セキュリティ設定

デフォルト設定はチケットはすべて公開されます。公開して利用する機会は少ないと思いますので認証を利用するように設定します。

セキュリティ設定で行う設定は3項目です。

  • 認証が必要(はい)
  • ユーザーによるアカウント登録(手動でアカウントを無効化)
  • デフォルトで新しいプロジェクトは公開する(無効化)

セキュリティ設定に関する設定は、「管理」‐「認証」から実施します。

Redmine セキュリティ設定
Redmine セキュリティ設定

認証が必要
ユーザー認証を有効(はい)に設定します。これでアカウントを持つものだけが、Redmineで管理されているチケットを確認できるようになります。

ユーザーによるアカウント登録
ユーザーによるアカウント登録を無効化(手動でアカウントを無効化)にします。関係無いユーザーによるユーザー登録を防ぐことができます。無効化すると画面右上にある「登録する」ボタンが非表示になります。

 

 

セキュリティ設定に関する設定は、「管理」‐「プロジェクト」から実施します。

Redmine セキュリティ設定
Redmine セキュリティ設定

デフォルトで新しいプロジェクトは公開する

デフォルト設定は公開になっていますので、公開を無効化します。

チケットの設定

チケット設定は、個人的な「好き・嫌い」が現れるところですが、次の項目は必ず行ったほうがよいです。

  • ホスト名とパス、プロトコル(自ドメイン)
  • テキストの書式(Markdown)
  • 参照用キーワード(*)

チケット設定に関する設定は、「管理」‐「全般」から実施します。

Redmine チケット設定
Redmine チケット設定

ホスト名とパス、プロトコル

「ホスト名とパス」「プロトコル」は通知メールに反映する設定です。正しく設定することによりメールのリンクをクリックするとチケットを表示することができるようになります。

テキスト形式

RedmineのチケットやWikiの記述で使われるマークアップ言語はデフォルトでは Textile です。テキスト形式を「MarkDown」を指定しましょう。

Markdownに変更すると便利な機能が色々と利用できるようになります。

 

チケット設定に関する設定は、「管理」‐「全般」から実施します。

Redmine チケット設定
Redmine チケット設定

参照用キーワード

参照用キーワードに「*」を追加します。メッセージにチケット番号を書くと自動的に「関連付け」が実施されます。

ユーザー認証の設定

デフォルト設定のRedmineは、ローカルに保存された情報をもとに、ユーザー認証を行います。RedmineはパスワードをActiveDirectoryと連携させる機能があります。

パスワード連携すると、利用ユーザーにメリットが大きいので積極的に利用することをお勧めします。

プラグインのインストール

Redmineは、様々なプラグインが提供されています。用途にあったプラグインを見つけてインストールすることをおススメします。

テーマカラーの変更

開発プロジェクトを複数進めているとRedmineが被ります。複数のRedmineを利用すると、見た目が同じなので、対象のRedmineを勘違いします。テーマカラーを変更して勘違いを防ぎましょう。

 

 

 

 

 

 

以上、「【おすすめ】Redmine4の初期設定」という記事でした。