インストール後の作業
CentSO7は最小パッケージでインストールを実施しています。インストール後に設定する手順です。
SSHの設定
私の利用している環境では、インストール直後にSSHでリモートログインする時に(ユーザ名とパスワードを聞かれるまでに)非常に時間が掛かります。GSSAPI認証の設定が原因のようなので無効にします。
# cd /etc/ssh/ # cp sshd_config sshd_config.org # vi sshd_config
設定ファイルの修正
GSSAPIAuthentication no
設定の反映
# systemctl restart sshd
GSSAPI認証とは、GSSAPIをサポートしていると自動認証(シングルサインオン)を提供します。
SELinuxの設定
各サービスをインストールして作業する際に影響がでますのでSELinuxを無効にします。
# cd /etc/selinux/ # cp config config.org # vi config
設定ファイルの修正
SELINUX=disabled
設定の反映
# reboot
SELinux(Security Enhanced Linux)とは、セキュリティを向上させるための仕組みです。
リポジトリの追加
標準リポジトリに入っていないパッケージを追加する際に利用するリポジトリのインストールします。
# yum -y install epel-release
EPELリポジトリとは、標準のリポジトリに入っているパッケージで、標準リポジトリで提供されていないパッケージをインストールすることを可能にするリポジトリです。