CentOS7・CentOS8 ロケール(locale)の確認と変更する手順は?
この疑問に回答します。
CentOSは、CentOS7から「systemd」が採用されました。変更されたことにより、システム設定まわりと起動処理が大きく変更されています。
CentOS でロケール確認・設定コマンド:localectl
CentOS8はシステム設定を行う場合、設定ファイル(/etc/locale.conf)を直接編集することが推奨されていません。
「localectl」コマンドを実行し設定を行います。
現在のロケール(locale)の確認:status
「localectl」コマンドを実行して現在のロケールを確認します。「status」オプションは省略が可能です。
# localectl status System Locale: LANG=en_US.UTF-8 VC Keymap: jp106 X11 Layout: jp
私の環境では、言語が英語(en_US.UTF-8)に設定されています。
利用可能なロケール(locale)の一覧:list-locales
「localectl」コマンドを実行して利用可能なロケールを確認します。「list-locales」オプションを利用します。
# localectl list-locales C.utf8 en_AG en_AU en_AU.utf8 en_BW ・・・・
利用可能なロケール一覧が表示されます。
ロケール(locale)の変更:set-locale
「localectl」コマンドを実行して利用可能なロケールを確認します。「set-locale」オプションを利用します。
# localectl set-locale LANG=ja_JP.utf8
以上、「CentOS 8 と CentOS 7 ロケール(locale)の確認と変更方法」という記事でした。